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補聴器特性

以前、補聴器特性機を使い補聴器の特性を計る場合は、一定の音圧を保った純音(サイン波)を周波数を変えて計り、 そのポイントごとの値を結んで補聴器特性グラフとして表していました。
アナログ補聴器だけのころはそれで良かったのですが、現在のようなデジタル補聴器全盛の時代にはそのやり方では必ずしも上手くいかなくなってきました。

<FRY社製FP40特性検査装置デジタル設定での補聴器特性(DN社LV530)>



◆特性測定の限界◆
補聴器特性を評価するとき、出力で見る場合と増幅度(利得)で見る場合があります。前者は最大出力などを測定するときによく用いられるやり方ですが、デジタル補聴器では出力表示はあまり意味を持ちません。